オビツ11サイズ(その21)ゴム引きの為の構造(胴・頭1)

制作方法(オビツ11サイズ)

まとめてブーリアン。

胴は大きさがあるので空洞にします。

まず画像の状態のサブツールを選択。
※ダイナミックサブディビジョンを確定、穴閉じ、自動グループした直後のもの。

サブツール内の抽出「厚さ」を-0.03、「両面」をオフにして「抽出」を押します。
マスクについて警告が出ますが続けて
計算が完了したら「確定」を押します。

元のサブツールの下にExtractというサブツールが生成されて選択状態になっているのを確認します。

そのExtractをソロ表示にして
「Q」を押してから「Shift」+「Ctrl」で
サブツールを画像のように細い状態になるまでクリック。

表示設定の「法線反転」
ジオメトリ内トポロジー編集の「非表示削除」を行います。

画像のように一回り小さいサブツールができているはずです。

抽出で入力した厚さ-0.03は恐らくUnitに関係しています。
計算で何mmかは出せると思いますが
画像のように結果を見て調整しています。

ブーリアンした結果を「ミラーと結合」。

この空洞化の方法は、サイズが大きければ腕や脚でも行えます。
オビツ11サイズでは難しいので前に投稿したようにPolyCylinderで削っています。

頭1

共通で使えそうな手順をまとめています。

頭の空洞化

この段階では内部状況を確認するだけで
ブーリアンは行わないです。

ダイナミックサブディビジョンを確定、穴閉じ、自動グループした
頭のサブツールから厚さ-0.03で抽出。

Extractをソロ表示にして
「Q」を押してから「Shift」+「Ctrl」で
サブツールを細い状態になるまでクリック。

「法線反転」と「非表示削除」。

目や口など薄く飛び出した部分があるので
Smoothブラシで滑らかにします。
解像度2000程度のダイナメッシュを掛けてから行うとブラシが適度に効きます。

画像程度の滑らかさで大丈夫です。
薄い部分やちぎれた部分があるとブーリアン時にエラーになりやすいです。

頭に関連するサブツールを揃えて
後頭部を割って状況を確認してみます。

まだブーリアンはしなくて大丈夫です。

アイホール

ついでに耳も付けます。

必要なサブツールを並べてSTARTで区切ります。

ブーリアン結果のアイホール部分を
「W」を押してから「Shift」+「Ctrl」でクリック。
※アイホール部分をクリックした方がマスクの解像度が高いです。

中心をリセットして奥へ適当に移動。
瞼部分の厚みを作ります。

再度、空洞化状態にしてアイホールを確認します。

頭の形状や厚みによってはアイが入れ辛いかもしれないです。
その場合はアイホール用のサブツールを複製して
後半分を伸ばすなどしてアイホールを広げます。
※サイドが薄くなり過ぎないように注意します。

内部構造のはみ出し

内部構造がはみ出す場合は
ブーリアンの交差で削ります。

ブーリアン開始位置にあるサブツールを複製してブーリアン最後尾に配置
ブーリアンを交差にしています。
※ブーリアン開始にあるものが最適とは限らないです。

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